イタリア文化会館 イタリア語学校では、多岐にわたるテーマのイタリア文化コースを設定しています。その中から、4月7日(月)からスタートする2025年春学期より新たに始まる4つの文化コースをご紹介します。
●「ラテン語入門」(日本語による授業)
ラテン語は、イタリア語やフランス語、スペイン語などのルーツといわれ、とくにイタリア語はその面影を強く残しています。古代ローマに遡り、中世にロマンス諸語を生み出す一方で、今日に至るまで西洋文明のあらゆる分野においてその支柱であり続けたラテン語の文法を、初歩から日本語で教授します。
イタリア語のレベル:不問
曜日と時間:金曜日 14:30-16:00
レッスン形式:対面レッスン
●「イタリアの歴史: 王政ローマ」
伝説によれば、ローマは紀元前753年にロムルスによって建国され、7人の王が統治しました。ところで、ローマの王は誰によって選ばれたのでしょうか。ローマの王は皆、ローマ人だったのでしょうか、また貴族階級、あるいは平民だったのでしょうか。歴代の王を紹介しながら、ローマ王政期におけるさまざまな疑問をひも解いていきます。
イタリア語のレベル:中級B1
曜日と時間:火曜日 19:40-21:10
レッスン形式:オンラインレッスン
●「奇跡的なポンペイの物語」
今もなお、次々と新たな遺跡が発見され続けているポンペイ。西暦 79 年のヴェスヴィオ火山の噴火という科学的、歴史的、文化的に大きな関連性を持つトピックや、その後のポンペイの破壊と再発見について掘り下げます。小プリニウスの物語を参考に、噴火を科学的観点から分析するとともに、石膏鋳造技術による奇跡的な遺体の形状保存にも焦点を当てます。
イタリア語のレベル:中級B1
曜日と時間:土曜日 9:20-10:50
レッスン形式:オンラインレッスン
●「ラヴェンナ:ダンテとモザイクの街」
モザイクとビザンティン美術の代名詞とも言えるラヴェンナは、長い歴史を有し、その建物、都市のコンテキスト、住民の生活における影響が反映されています。ラヴェンナは常に変化し続ける都市であり、その現在の姿はひとつの過渡的な段階に過ぎません。アートと建築を通じて、モザイクの技術や建築に対する理解を深めつつ、ビザンティン建築と過去の建築物との比較分析も行います。
イタリア語のレベル:中上級B2
曜日と時間:土曜日 12:40-14:10
レッスン形式:オンラインレッスン
2025年春学期のお申込み期間は3月8日(土)~3月23日(日)です。
ぜひご検討ください!