本講座は初心者のためのラテン語入門講座です。
イタリア語やフランス語やスペイン語などの「ロマンス諸語」に分類される言語のルーツはラテン語です。その中でもイタリア語はラテン語の面影を強く残しており、単語や文法もラテン語との類似が顕著にみられます。そのため、ラテン語はイタリア語を学習されている方にとって親和性の高い言語といえるでしょう。
本講座では、古代ローマに遡り、中世にロマンス諸語を生み出す一方で、今日に至るまで西洋文明のあらゆる分野でその支柱であり続けたラテン語の文法を初歩から日本語で教授します。ラテン語の歴史や現代語との比較にも適宜触れる予定です。
授業では以下の教科書を用い、ラテン語文法の基礎を学びます。今学期は教科書の第13課から第19課(最終課)までを10回に分けて学習する予定です。なお、教科書は各自で用意してください。
教科書: 中山恒夫著『標準ラテン文法』(白水社、2,090円)
*今学期の授業内容は昨年夏学期の継続です。使用教科書の12課までの内容を習得している方を対象とします。
¥32,000
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