ボローニャ大学(建築工学部)卒。ヨーロッパの一級建築士。2018年から日本の建築設計事務所で建築担当。
ポーニ・ルカは、一級建築士であり、技術的コミュニケーション、教育、および異文化間の研修に情熱を持つ専門家です。
世界的にモザイク芸術とビザンチン美術で知られるラヴェンナ市を擁するラヴェンナ県の出身です。
ボローニャ大学工学部を最高の成績で卒業し、ヨーロッパ全域で有効な一級建築土木技術者の資格を保有しています。
2018年から日本に在住し、建築コンサルタントおよびBIMマネージャーとしての技術的役割に加えて、言語・技術・異文化研修などの教育的活動にも携わっています。
これまで、設計事務所や大手日本企業(パシフィックコンサルタンツ、大和ハウス、大成建設、JR東日本/東京の地下鉄会社)での実務経験に加え、外国人向けのイタリア語講師(CEDILS資格取得、ヴェネツィア・カフォスカリ大学)としても指導経験があり、企業内ではBIMや3次元モデリング、技術横断的な設計手法に関する社内研修の企画・講師も担当しています。
また、JICA(国際協力機構)によるフィリピン・マニラ地下鉄プロジェクトなど、国際プロジェクトにも建築コンサルタントとして参画し、日本人チームと外国人チームの技術的・言語的な橋渡し役としても貢献しました。
2019年よりイタリア文化会館で教えています。
イタリア語を学ぶ学生はもちろん、イタリアの歴史や建築、美術に情熱を持つ学生とも関わりながら、彼らがイタリアをより深く理解できるようサポートしています。
私の授業スタイルは、フラッシュカードやペンタブレット、AI、デジタル辞書など、最新のテクノロジーを積極的に活用することを基本としています。また、授業のために多くの補助教材を用意し、それを惜しみなく学生たちに共有しています。
授業では、個人の努力や暗記よりも、「論理的思考」や「理解力」を重視しており、学生同士の協力を通じて学びを深めていくグループワークを中心に進めています。
私の目標は、ただの「グループ」ではなく、共通の目標に向かってともに進んでいく「情熱を共有するチーム」を育てることです。
イタリアの歴史や建築について、さらに詳しくお話しできたら嬉しいです。 そうすれば、将来イタリアを訪れる際に、目にしたものに対して「新しい視点」で向き合い、より深く味わうことができるようになると思います。
¥34,000
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