Vincenzo SPINUSO
講師紹介

SPINUSO Vincenzo

ヴィンチェンツォ・スピヌーゾ

出身
パレルモ・シチリア州
講師歴
1996年~
趣味
文学

パレルモ大学 外国語・外国文学部卒。神話や聖書、旅行、料理など広くイタリア文化に精通。桐朋学園、昭和音大講師。

ヴィンチェンツォ・スピヌーゾと申します。フランスのランスで生まれ、イタリアのパレルモで育ちました。そのため、母語はイタリア語とフランス語です。

パレルモの高校を卒業後、パレルモ大学文学・哲学部で外国語・外国文学(専攻:フランス語・英語)を学びました。

1996年に来日して以来、長年にわたり東京を拠点にイタリア語教育に携わってきました。これまでに、東京のイタリア文化会館をはじめ、日伊協会、千葉大学、桐朋学園大学、昭和音楽大学、ダンテ・アリギエーリ協会、リンガビーバなど、さまざまな教育機関でイタリア語講師を務めてきました。

イタリア語教育に関する専門的な研修も積み、ローマのDILITでの講師養成講座や、DITALS 2レベルも取得しました。日本国内でも、各種言語教育セミナーに参加しながら、教材作成や評価法についての研鑽を続けています。

教育活動のほかにも、シチリア州公認の観光ガイド(1981〜1996年)の経験があり、芸術史や観光地理に関するセミナー・講座の開催、美術館・展覧会のガイド、さらにはシチリア家庭料理の実演・指導など、幅広い文化活動を行っています。

また、PLIDAやCILSといったイタリア語能力検定試験の試験官の経験もあり、試験対策や教材作成においても経験を積んでいます。これまでに『Vivitalia』(Bulgarini社刊、1994年):初級~初中級(A1-A2)向けのイタリア語教材、『Comunicare』(日伊協会刊):中級レベルのイタリア語教材、『Opera Prima Vol.1』(朝日出版社)といった教材の執筆、制作に携わってきました。

現在は、イタリア文化会館、桐朋学園大学、昭和音楽大学などで教鞭を執るかたわら、イタリア文化や神話、美術、聖書、旅行、料理などに関するテーマで幅広くイタリア文化を紹介しています。

趣味は文学。言葉を通して文化の奥深さを伝えられることに喜びを感じながら、日々、教育と学びを大切にしています。

イタリア語を教える上で一番大切にしているのは、単なる文法や単語を覚えるだけでなく、言葉を通してイタリアの豊かな文化と奥深さを皆さんに伝えることです。私自身、生まれたフランス、育ったイタリア、そして長年暮らす日本、言語は文化の入り口であり、人々の心を繋ぐ架け橋だと強く感じています。

メッセージ

シチリアの観光ガイドだった経験や、神話、イタリアの芸術、料理など、幅広い知識を活かして、イタリア語を学びながら、まるでイタリアを旅しているかのような、わくわくする体験を提供したいと思っています。

担当コース紹介

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申込期間:7月25日(金)~8月3日(日)