初心者向けのラテン語入門。イタリア語やフランス語、スペイン語などのルーツであるラテン語は、イタリア語との類似性が強く、イタリア語学習者にはなじみやすいことでしょう。古代ローマに遡り、中世にロマンス諸語を生み出す一方で、今日に至るまで西洋文明のあらゆる分野でその支柱であり続けたラテン語の文法を、初歩から日本語で教授します。
本講座は初心者のためのラテン語入門講座です。
ラテン語の初等文法を学ぶ入門者向けのクラスです。『標準ラテン文法』中山恒夫著(白水社1987年)を教科書として使いながら、ゼロからラテン語文法を学んでいきます。
今学期は、この教科書の第1章から第8章まで学ぶ予定です。具体的な項目は、直説法の動詞の活用、名詞や形容詞の格変化などです。随時、比較的やさしい短めのラテン語の文章も読解しつつ、理解を深めていきます。
プログラム:
1) 1章
2) 2章
3) 3章
4) 4章
5) 講読
6) 5章
7) 6章
8) 7章
9) 8章
10) 講読
教科書:中山恒夫『標準ラテン文法 Classica Grammatica Latina』白水社
*教科書は各自で用意してください。
東京大学文学部卒。イタリア政府給費留学生として(1994-95年)、フィレンツェ大学文哲学部にて学ぶ。現在、東京大学文学部教授。専門分野は西洋古典学。
¥34,000
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