聖書は単なる宗教書ではありません。イタリアの文化にも大きく関わり、美術、音楽、伝統的な祭り、伝承、言葉、文学、食文化にまで影響を及ぼしています。このコースでは、特に旧約聖書に焦点をあてて、引き続き聖書を読みながら、モーセ、ダビデ、エリヤ、ヨナ、ソロモンなど、有名な人物とその物語を一緒に学びます。
▶「イタリア語総合コース」中上級B2レベル~最上級C2レベルのコースを受講中の方
▶「イタリア語強化コース」中級B1レベル~最上級C2レベルコースを現在受講中の方
▶上記以外の「中級B1~最上級C2レベル」のコースを現在受講中の方
▶当校より本コース登録の案内を受け取った方(初めて当校にお申込みされる方も)
▶ 初めて当校にお申込みされる方(当校より本コース登録の案内があった場合、不要)
▶ 過去に当校に通われ、最後のご受講から3か月以上ブランクのある方
このコースでは、特に旧約聖書に焦点をあてて、引き続き聖書を読みながら、モーセ、ダビデ、エリヤ、ヨナ、ソロモンなど、有名な人物とその物語を一緒に学びます。
これらの物語は、単なる宗教的なものではなく、イタリア文化の一部といえます。何世紀にもわたって、聖書は芸術家、作家、音楽家、建築家に大きな影響を与えてきました。
たとえばルネサンス時代には、ミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチといった著名な芸術家が、聖書に出てくる場面を絵に描きました。イタリアの教会では、モーセが海を分ける場面、ダビデがゴリアテと戦う場面、エリヤが語る場面などの絵画を見ることができます。
音楽もまた、聖書からインスピレーションを得ています。イタリアの作曲家たちは、詩篇や預言者の物語をもとに、宗教的な歌やオペラを作りました。
聖書は、伝統的なお祭り、ことわざ、料理、日常の習慣の中にもあります。多くのイタリアの町では、聖書の物語に基づいた行列や劇の上演が行われています。
このコースでは、聖書のテキストを読み、分かりやすく解説し、画像、有名な絵画、音楽、動画を使ってより深く理解していきます。
各レッスンは、聖書の世界を通してイタリア文化を巡る旅でもあります。
このコースには、どなたでもご参加いただけます。特別な宗教の知識は必要ありません。必要なのは、学びたいという意欲と熱心に読む力、そして聖書の世界を知りたいと思う心だけです。
使用教材
講師配布資料
教皇庁立グレゴリアン大学で神学および哲学のバカロレアを取得。ローマ・トレ大学で哲学科を卒業。
¥34,000
曜日と時間帯により異なりますので、「コースお申込み」欄の項目「コース選択」をクリックし、表示されるコースリストよりご希望の講師を選んでください。
教科書のご購入につきましては、授業開始日3~5日前に当校からメールで送られる開講決定のご案内までお待ちください。ご希望のコースが開講されることをご確認いただいてから、当サイトの教科書販売ページで教科書をお求めいただけます。