オペラブッファとオペラセリアの作曲家としてのジョアキーノ・ロッシーニのドラマチックな側面を追求していきます。オペラブッファとオペラセリアを比較しながら、ロッシーニのオペラ創作の道のりを検証しつつ、彼の芸術的感性がオペラブッファとオペラセリアのどちらに適していたのかを探っていきます。
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講師の解説を交えて作品を鑑賞しながら、作品を分析・考察して、オペラブッファとオペラセリアの作曲家としてのジョアキーノ・ロッシーニ(1792年ペーザロ 生まれ~1868年 パリ没)のドラマチックな側面を追求していきます。
オペラブッファとオペラセリアを比較しながら、ロッシーニのオペラ創作の道のりを検証しつつ、彼の芸術的感性がオペラブッファとオペラセリアのどちらに適していたのかを探っていきます。
10回のレッスンを終える頃には、オペラブッファとオペラセリアという二つの視点を通して、ドラマチックなロッシーニの作品について明確な意見を述べることができるようになるでしょう。
レッスンのサポートとして、視聴覚教材、オペラのファクトシート、それぞれのオペラのリブレットを活用します。

レッスンプログラム:
1-2-3) ロッシーニ、青年期の喜劇作品によってヴェネツィアでデビュー。
「結婚手形」(1810年)、「絹の階段」(1812年)、「ブルスキーノ氏、あるいは偶然の息子」(1813年)
4-5-6) ナポリのロッシーニ
「イングランド女王エリザベッタ」(1815年)、 「オテロ、あるいはヴェネツィアのムーア人」(1816年)、「湖の女」(1819年)。 エリザベッタ、オテロ、エレナのキャラクターは、ロッシーニのベルカント様式に従って再解釈されている。
7-8) ローマのロッシーニ
最初は失敗、後に成功を収めた「セヴィリアの理髪師」(1816年)、「チネレントラ、あるいは善の勝利」(1817年)
9) ミラノでの半喜劇的作品
「泥棒カササギ」(1817年)
10) ロッシーニ、パリでのオペラ制作を「ウィリアム・テル」(1829年)で締めくくる。
使用教材
講師配布資料

ジョルジョチーニ財団でバロック音楽とベルカント史を学ぶ。慶応義塾外国語学校、玉川大学、ワシントンDCカーザイタリアーナでイタリア語やオペラ文化を教える。
¥34,000
申込可能
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