“Vissi d’arte, vissi d’amore” 「歌に生き、愛に生き」
イタリアを代表する19世紀の有名な作曲家プッチーニのオペラ『トスカ』の中で歌われるこの一節。イタリア好きの方なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。主人公のトスカが絶望と悲しみの中で歌い上げるこのアリアは、マリア・カラスをはじめ多くの名ソプラノ歌手によって歌われてきました。
イタリアには、ミラノのスカラ座やヴェネツィアのフェニーチェ劇場をはじめ、各地に世界有数の劇場があります。舞台の上で繰り広げられる様々な事件や恋模様は、その場にいないと体験できない形のない芸術と言えるでしょう。400年前にイタリアで誕生したオペラ、その中で歌われているイタリア語は、いまでも使われている言葉が多く、また、フォルテ、ピアノ、ダ・カーポなど、音楽用語のほとんどがイタリア語です。イタリア語を習得することで、そうした「記号」が実のある「言葉」として実感できるようになるでしょう。
イタリア文化会館の音楽・オペラコースでは、都内音楽大学でも講師を務める発音のスペシャリストが、歌唱力や技術に加え、より自然な表現力を得られるよう発音の基礎を皆さんに教えます。
¥32,000
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